ホームページは無料で自分で作れる!・・・の落とし穴

ホームページは無料で作れる!・・・の落とし穴


「ホームページを無料で持てます!」

「え? ホームページが無料で持てるんだったらわざわざお金払って作る必要ないじゃないか!?」と思ってしまいますよね。確かに無料でホームページを持てるというのは魅力的な話です。お金がかかるよりはお金がかからないほうが嬉しいのは、当たり前のことですもんね。

でも、ちょっと待ってください。本来はホームページというものは、作るにも、維持をするにも必ず経費がかかってくるものです。それが無料になるというのですから、やはりそこにはカラクリがあったり、落とし穴があったりするものなんです。

ここでは、どんな無料ホームページサービスがあるのか、いったいどういうことができて、どういった部分がメリット・デメリットになるのか、詳しく説明していきます。

さまざまなホームページ無料サービスがある

さまざまなホームページ無料サービス

ホームページを無料で持てるサービスにはいろんな種類があります。それぞれのサービスの特色をみてみましょう。


1.無料ホスティングサービス系

  • ・FC2ホームページ
  • ・忍者ホームページ
  • ・Xdomain
  •  など

サーバースペースを無料で提供してくれるサービスです。簡単にいうと「ホームページデータを保管する場所を無料で貸しますよ」というタイプ。あくまで保管する場所を提供してくれるだけなので、ウェブサイトそのものは自分自身で作り上げる必要があります。無料で自由度も高いのがメリットですが、作ったページには自動的に広告が挿入されてしまいます。

家でたとえると、土地だけを無料で貸し出してくれる状態ですね。土地はありますが、そこに家を建てる作業(ホームページを作る作業)は自分でやらなければいけません。材料の手配をして、基礎工事をして柱を立てて、外装から内装まですべて自分で作るイメージです。自力で建てる家なのでデザインはかなり自由度が高いです。ただし土地を借りる見返りとして、家の目立つ場所に勝手に広告看板を立てられてしまいます。


2.無料CMSサービス系

  • ・WIX(ウィックス)
  • ・Jimdo(ジンドゥー)
  • ・Ameba Ownd(アメーバオウンド)
  • ・Weebly(ウィーブリー)
  • ・Strikingly(ストライキングリー)
  • ・ペライチ
  •  など

サーバースペースを無料で提供してくれるうえに、さらにそれぞれの会社が提供する独自CMSを使ってホームページを作ることができるサービスです。CMSについてはいまさら聞けない!CMSって何?のページにて詳しく解説していますが、簡単にいうとプログラム言語の知識がなくても文章や写真を直感的に配置してホームページを作ることができるシステムのこと。CMSを使うことによって比較的短時間で手軽にサイトを構築することができます。ただしこちらも特定箇所に広告が自動で挿入されてしまいます。

家でたとえると、無料で土地付きの一軒家を貸してもらうような状態ですね。家の種類は何パターンか決まっていて好きなものを選ぶことができます。家の中は空っぽですので、自分で内装を整える作業(ホームページに画像や文章を載せる作業)をしなければいけません。作業をするための工具もある程度用意されているので作業の負担は少なめですが、すでに用意された家と間取りであるため細かな融通は利かない場合が多いです。あとこちらも土地と家を無料で借りる見返りとして、勝手に目立つところに広告看板を立てられてしまいます。


3.無料ブログサービス系

  • ・アメーバブログ
  • ・Livedoorブログ
  • ・FC2ブログ
  • ・はてなブログ
  • ・SeeSaaブログ
  •  など

ブログもCMSの一種ですが運用方法が大きく違ってくるので、さきほどの無料CMSサービスとは分けて記述します。ブログサービスは日記のような形式のウェブサイトを作成することができます。基本的には記事タイトルと記事文章を入力するだけでページが作成できるため、ほかのどんな方法よりも手軽にWeb上にページを持つことができます。日記という性質上、鮮度の高い情報を発信できるのが大きな特徴です。しかし自動挿入される広告の数は他の無料サービスに比べて多く、やや宣伝色の強いページになってしまうデメリットがあります。

家でたとえると、こちらも無料で土地付きの一軒家を貸してもらうような状態。外装も内装もほとんど完成した状態のものを、いくつか種類がある中から選ぶことができます。ただしこの家は普通の家ではなく展示スペースのような建物で、頻繁に展示内容を変えてお客様の興味を引くような使い方になります。また家の間取りは独特で広告も多く、ほとんど自分では変更することはできません。

無料ホームページサービスを利用するメリット・デメリット

いくつか無料ホームページサービスを紹介しましたが、それぞれメリット・デメリットがあります。もちろん無料というのが一番大きなメリットですが、場合によってはそれ以上にデメリットの影響が大きい場合もあります。無料ホームページサービスの特徴をしっかり理解しておきましょう。




【無料ホームページサービスのメリット】


メリット





1.無料である

先にも書いたとおり、なによりも大きなメリットです。無料サービスを利用すれば費用がかかりません。本来はどうあっても掛かってくるホームページの制作費用が、初期費用・維持費用ともに0円になります。




2.CMSサービスの場合は制作の手間が少なくなる

CMSサービス(ブログ含む)であれば、HTMLやCSSの知識がなくても直感的にホームページを作ることができます。あらかじめ用意されたデザインテンプレートの枠組みの中で画像や文章を直感的に配置してページを作ることができるので、作業時間も比較的短縮できることが多いです。




3.CMSサービスの場合はネット環境があればいつでもどこでも更新できる

CMSサービス(ブログ含む)の場合はインターネットで管理画面にアクセスし、その画面の中で操作をしてホームページを構築します。そのため、パソコンはもちろん、スマホであっても管理画面にアクセスさえできればホームページを作ったり、更新したりすることができます。いつでもどこでも誰にもでホームページの更新作業を行うことができます。




4.ポータルページから多少のアクセスがある

無料ホームページ、とくにブログ系のサービスの場合はそれぞれポータルページを用意しているところが多くあります。そのポータルページでは、同サービス内での人気ブログランキングだったり、話題の記事や最新記事がピックアップされたりしています。こういったリンクがアクセスルートになって多少ながらアクセスが見込めます。




【無料ホームページサービスのデメリット】


デメリット





1.広告が表示される

無料ホームページサービスのほとんどは、作ったページの中に自動で広告が表示されます。広告が表示される位置はそのサービスによってそれぞれ。ページの最下部であればまだましですが、画面の縦スクロールに合わせてずっと広告が追いかけてくるような主張が強いものもあります。ホームページの閲覧者にとっては非常に煩わしいですよね。

またホームページに表示される広告の種類はこちらでは選べません。ライバルである同業他社の広告が表示される場合もありますし、サイトの雰囲気にそぐわないアニメや漫画の広告が出てくることもしばしば。

しかも「無料で作っているホームページだから広告が出る」ということはすでに広く知られているので、無料サービスを利用してHPを作成していることが瞬時にわかります。そのため「ホームページを無料で済ませている程度の会社か」というふうにブランドイメージを損ねてしまうことがあります。




2.用意されたドメインしか使えない

無料ホームページサービスではホームページのドメイン(URL)を選ぶことができません。あらかじめそのサービスで用意されているドメインを使ってサイトを運用することになります。

各サービスで用意されているドメインは長くて煩雑なことが多く、ブランド的にもマイナスイメージになります。できる限りホームページ運営は独自ドメインで行いたいところですが、独自ドメインを使用するには有料プランに入らなければいけないところがほとんどです。

また無料ホームページサービスは、サテライトサイトや悪徳サイトの温床になりやすい部分があるのも事実です。そういった質の悪いサイトが同じドメイン内に存在すると、そのドメイン全体の評価が下がってしまい、検索結果の表示順の面で不利になってしまうこともありえます。




3.自分で作らなければいけない

無料ホームページサービスでは、ページ作成をしてくれる親切な人はいません。全て自分の力でやらなければいけません。

右も左もわからない状態からまずはCMSの使い方を一から理解し、ひとつひとつデザインを考えながら用意した画像や文章をうまく配置してページを作成、それを何ページも何ページも作っていかなければいけないとなると、膨大な作業時間がかかってしまうものです。忙しい本業の合間で時間を作って作業をするのは本当に大変です。

さらに最近ではスマートフォン対応も考慮しなければなりません。最近のCMSのテンプレートはスマホ対応しているものがほとんどですが、画像の大きさや位置、文字の大きさやその配置と余白、これらがパソコンでもi-phoneでもAndroidでもきれいに見えるように作るというのはなかなか難しいものです。修正作業をしてはいろんな端末で表示を確認する、という作業にはかなりの時間が取られてしまいます。




4.オリジナル感のあるサイトが作りにくい

CMSサービスやブログサービスの場合はテンプレートデザインがあらかじめ用意されています。テンプレートの種類もたくさん用意されていますが、一般的で使いやすいものはどうしても数が限られてしまいます。そのため、どうしても他のサイトと同じテンプレートを使うことが多くなり、似たようなサイトになってしまいがちです。お客様に「どこかで見たようなサイトだな」と思われてしまうのはもったいないです。




5.デザインの融通が利きにくい

用意されているテンプレートは大枠の骨組みがすでに作られているのでページ作成の手間を省いてくれます。しかし、逆にいうと大枠がすでに決まっているがために自由がきかない部分も出てきます。とくに細部のデザインにこだわりたいときに融通が利かない場合が多く、「理想はこうしたいんだけど仕方なくこういう形で」というふうに妥協しなければいけないこともあるでしょう。




6.CMSによっては不要なコードが作成されてしまう

CMSはどうして直感的に操作できるかというと、人間の入力した内容にホームページ言語であるHTMLタグを自動的に付与にしてページを作ってくれるからです。非常によくできたシステムではあるのですが、こういったシステムも残念ながら完全ではありません。本来は必要のないHTMLタグが付与されてしまうことも多くあります。こういった不要タグは無駄に容量を重くしてしまったり、検索エンジンの評価を下げてしまったりする可能性があります。




7.サーバースペックが低くサイトの表示速度が遅いことが多い

無料ホームページサービスは、維持費削減のためにサーバー設備にあまり力を入れていない場合が多くあります。低スペックのサーバーマシン少数にたくさんのお客様のホームページデータを詰め込んだりするので、サーバーの負荷が多くなり、処理速度が遅くなることがあります。

なかなかページが読み込まれないサイトは途中でお客様があきらめて閉じてしまいますし、また表示が遅いサイトはGoogleの検索結果の順位にも悪影響を及ぼすと言われています。




8.使用できるデータ容量や転送量が少ない

サーバーにデータを保存できる量や、一日で転送できるデータ量には制限があります。こういった制限は有料サービスを使った場合でもあるのですが、やはり無料サービスの場合のほうが制限が厳しく、使用できる量は少なくなります。データ量が少なければ画像や動画などの大きなサイズのファイルの保管が厳しくなりますし、データ転送量が少ないとサイトにアクセスが増えた時に表示が遅くなってしまいます。

最近は小さなホームページでもSNSなどで話題になれば突然アクセスが爆発的にアップするようなこともありえます。そういったチャンスのときに転送量制限でサイトがまともに見れなくなってしまうのは、非常に大きな機会損失となってしまいます。




9.定期的に更新しないとペナルティがある

無料ホームページサービスは作ったままで長期間放置されているホームページを嫌います。作成したあとに何か月も更新しないままでいると、特大の広告が表示されたり、最悪ホームページが削除されることがあります。




10.満足のいく機能を求めると有料プランに入らなければいけない

ただシンプルなホームページを作るだけなら無料プランの中でも可能なのですが、機能に制限がかかっている部分も多くあって、かゆいところに手が届かないような思いをすることもしばしば。そんなとき、ほとんどのサービスがそういった制限を解除できる有料プランを用意しています。つまり「無料でここまでできます。でもこれ以上の事がやりたければお金くださいね」ということ。無料ということにメリットを感じて利用したのに結局お金がかかってしまうのでは本末転倒です。

有料プランにしないと解除できない制限はそのサービスによって差がありますが、だいたい次のような制限が多くみられます。

  • ・広告非表示の設定
  • ・独自ドメインの利用
  • ・データ容量や転送量アップ
  • ・アクセス解析機能の使用
  • ・ネットショップ機能の使用
  • ・SEOに関わるタグの編集
  • ・そのほか有料プラン専用の機能・フォント・ブログパーツなどの使用



11.サービスが終了すればホームページもなくなってしまう

無料ホームページサービスも永遠ではありません。運営会社の業績次第によってはその無料サービスが終了してしまう場合もありえます。その場合、せっかく作ったホームページはなくなってしまいます。「そうそう簡単にサービス終了しないだろう」と思われるかもしれませんが、実際に@nifty、J:COM、OCNなどの大きな会社が無料ホームページサービスを終了させた事例もあります。自分の利用しているホームページサービスがなくなってしまう可能性はゼロではないことを留意しておきましょう。




12.CMSサービスで作ったサイトは引っ越しができない

ホームページ制作において非常に便利なCMSですが、一度CMSで作ったサイトはそのCMSでしか編集できないという大きな弱点があります。そのため「いま使っている無料CMSサービスが嫌になったから、サイトを丸ごと引っ越しをしよう」ということができません。その場合はまた最初からサイトを再構築しなければいけません。

また引っ越しの際には、そのサービスが提供していた無料ドメインを使っていた場合は変更を余儀なくされます。ホームページは長い時間をかけて作りこめば作りこむほど検索エンジンからの評価が高くなるのですが、ドメインが変更されてしまうとそういった努力が無駄になってしまいます。またドメインが変わるということはアクセスするためのURLも変わるということなので、それまでにお客様にお知らせしていたURLも、ほかのサイトから張ってもらっていたリンクも、すべて無駄になってしまいます。


まとめ

無料ホームページサービスの一番のメリットは、なんといっても無料であることです。しかしデメリットはそれ以上に数多くあることを理解しておきましょう。特に、広告が表示されてしまう、独自ドメインが使えない、自分で構築しなければいけない、という点はデメリットとして重要な部分です。

お店や会社のホームページであれば、やはり無料ホームページサービスの利用は避けるべきだと言えます。無関係な広告が表示されるようなホームページでは、自分たちのアピールをするどころか最悪イメージダウンになってしまいます。

逆に大学のサークルだったり、自分の趣味を載せるようなサイトだったり、友達同士仲間内で見るようなサイトだったりする場合は、無料ホームページサービスは本当に心強い味方だと言えるでしょう。

メリット・デメリットを理解して、適したホームページ制作の方法を選びましょう。

ホームページ制作に無料サービスを利用するのはおすすめできない





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